88日間★健康応援プロジェクト【Day16】
【Day16】コラム:主人と家来!?
本日もご訪問頂きありがとうございます。
癒し系ヘルスケアコーチのあずさです。
ところで、夫婦を思い浮かべた時に、「夫」に対する言葉は「妻」ですよね。では、「嫁」に対する言葉は・・?、「主人」に対する言葉は・・?
と男女共同参画推進センターで働く方に質問されたことがあります。「うちの主人がいつもお世話になっております」「うちの嫁の食事は◯◯」など当然のごとく使っている言葉にも意味するところはある訳です。
ちなみに、嫁に対する言葉は存在しません。対義語は婿だそうですが、「うちの嫁がと言っても」「うちの婿が」とはあまり耳にしませんね。その他、家内、奥様などの女性を表す言葉にも女と家とをつなぐものが多くあります。また、これらの家内や奥様にも夫を指す言葉は存在しないのです。
つまり、「男は外で働き、女は家を守るもの」という意識は、日常使うこれらの言葉にも込められています。ちなみに、「主人」に対する言葉は「家来」となるそうです。
上司の夫に「◯◯さんのご主人は素晴らしいですね」と言っていたところを、「◯◯さんの夫は素晴らしいですね」と変えるのには少し抵抗がありますが(笑)、「夫さん」くらいは使ってもよいかとねらっています。そして、主人に対する言葉が家来であるのであれば、子どもたちが大きくなった未来にも残したい言葉か、と言われると疑問を感じてしまうのは私だけでしょうか。
男女共同参画社会とは、「男女が、社会の対等な構成員として、自らの意思によって社会のあらゆる分野における活動に参画する機会が確保され、もって男女が均等に政治的、経済的、社会的及び文化的利益を享受することができ、かつ、共に責任を担うべき社会」であり、男女共同参画社会基本法第2条に定められています。(※1)
無意識に使っている言葉も、時々再定義する必要があるのかもしれませんね。
本日も素晴らしい1日になりますように!
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【引用】
※1:http://www.gender.go.jp/about_danjo/society/index.html
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