88日間★健康応援プロジェクト【Day15】

【Day15】知っておけばよかった「生涯賃金」

 

本日もご訪問頂きありがとうございます。

癒し系ヘルスケアコーチのあずさです。

 

前回【Day14】は、「居場所がない夫と時間がない妻」「時間の貧困」についてでした。最後、落ち着かない気持ちになったので、気持ちが明るくなるデータはないかと探していたらありました。よかった(*^^*

 

同じく、ふくおか女性いきいき塾にて課題研究に取り組んだチームがっちりの身近な共働き世帯のアンケートによると、夫、妻ともに①自分の時間を増やしたい(不足している)、②子供との時間、③睡眠時間の順位でした。男女ともに日頃どれだけ頑張っているか、褒めたくなりますね(^o^)v

 

チームがっちりでは、「共働き夫婦の時間」についての研究がなされていました。詳細についてはふくおか女性いきいき塾のホームページをご覧ください。他の5チームの報告などの完成版は5月に発行予定です。また、今年度で6回目となるふくおか女性いきいき塾ですが、今までの課題研究もPTA活動や男性のワーク・ライフ・マネジメントなど見応えがある内容となっています。

 

しかし、この課題研究をとおして「知らなければよかった」と感じた事実もありました。それらは、お金に関することが多かったのですが、まずは「生涯賃金」です。

  

厚生労働省による賃金構成基本統計調査を生涯賃金に視点を当ててざっくり言うと、正社員として働いた場合の生涯年収は2億年を超えています。一方で、結婚・出産にて一旦正社員を退職しその後パート・アルバイトとして定年まで働いた場合はその半分。早くに結婚・出産をしその後パート・アルバイトとして働いて一度も正社員にならなかった場合は、さらにその半分の生涯賃金と言われています。

 

また、学歴による差や男女による差、業界による賃金格差についても変わることなく存在します。正規雇用労働者と非正規雇用労働者の生涯年収だけみても、賞与や退職金など様々な場面で差があります。また、会社で「管理職」として働く女性の割合が低いというのも賃金格差の要因となります。

 

有名な女性雇用のM字カーブのグラフのとおり、30代40代の結婚・出産により職場を退職する女性は減ってきています。しかし出産後も働き続けたものの、前回【Day14】のように時間の貧困に悩むことも少なくありません。私自身、子供が小学校に入るまでは、仕事前に幼稚園に連れて行くのに(働き始めた時に4月入園でなく定員に空きがなく、保育園に入れなかったため幼稚園に入園しました。思ったより入園した幼稚園が延長保育などあり居心地がよく卒園まで通いました)分刻みでお弁当を作り、朝食を食べさせ、着替えさせ、1人で靴を履きたいという子供を待てずに、車のチャイルドシートに乗せる日々を繰り返していました(笑)←時間の貧困

 

さらに、職場の病院に着くとドクターとの1時間あたりの賃金格差は10倍・・・学生の時に賃金格差を知っておけば医師になるためにもっと勉強したかと言えばそうでないかもしれませんが、賃金格差という現実を社会人になる前に知る機会があればよかったと思います。

 

人生を豊かにするために、お金のこと、経済的なことは外せません。夫婦で家族で明るくお金について話をし、働き方を考える機会をつくりたいですね。

 

本日も素晴らしい1日になりますように!

 

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心と身体の 健康相談室 On your side

「働くこと」と「心の身体の健康」との幸せな関係を構築するためのサポートをさせていただきます

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