88日間★健康応援プロジェクト【Day6】

【Day6】2.固定的な性別役割分担意識とアンコンシャス・バイアス

 

本日もご訪問頂きありがとうございます。

癒し系ヘルスケアコーチのあずさです。

  

前回【Day5】では、最も働く時間が長かった30代、40代男性の子育て世代の家庭における1日あたりの6歳未満の子供を持つ夫の家事・育児関連時間の国際比較をみました。日本人男性の家事・育児時間が最も短く、反対に女性が7カ国中最も長い時間だったのはショックでした。

 

妻の

「なんで私だけ、育児も家事もして・・」

「毎日がきつい。時間に追われている。休日なんてない」

と聞こえてきそうです。男性も大変なのは頭では理解できます。

しかし、妻の発言のその裏には、

「本当は、一緒に子育てしたい」

「本当は、もっと私のことを見て欲しい」

そんな「本当」の気持ちが女性の中に隠れているのではないでしょうか。ただ、その気持が見えないくらいに、感じる暇もないほどにやるべきことと時間に追われている。

今回は、そんな女性からみた息苦しさの理由を考えました。その理由のひとつが、「固定的な性別役割分担意識」です。

 

固定的な性別役割分担意識とは、「夫は外で働き,妻は家庭を守るべきである」という考え方です。性別役割分担意識に関する調査は毎年行われており、平成29年度内閣府のデータです。性別役割分担意識に反対する者の割合(「反対」+「どちらかといえば反対」)は,男女とも長期的に増加傾向にあります。また、平成28年調査ではじめて男女ともに反対の割合が賛成の割合(「賛成」+「どちらかといえば賛成」)を上回りました。(※1)

 

しかしこれをもって、男性だから・・、女性だから・・という意識が薄れているとは言えない、そう思います。なぜなら、「男だから、女だから」という意識は意識されない無意識レベルで、それこそ、幼い頃から親や先生に言われてきたことが影響しているからです。

 

今日の私から息子への言葉がよい(いや悪い)例です。

「男の子でも、これからは皿洗いくらいしないと」

夕食を終えて、皿を洗わずに(我が家では皿は各自で洗うルールです笑)自分の部屋へ向かう息子に母親が言った一言です。

 

この言葉の裏には、

「女だからという理由でずっと洗ってきたのよ」

そんな長年の重い想いが心の何処かにあることに気づいた瞬間でした。なんだか重たい話が続いていますが、次回は息苦しさの理由についてさらに考えてみます。

 

家事も子育ても仕事もワクワク楽しい♫

本日も素晴らしい1日になりますように。

 

【出典】

※1:http://www.gender.go.jp/about_danjo/whitepaper/h29/gaiyou/html/honpen/

 

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心と身体の 健康相談室 On your side

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