【Day70】Q&A:頭痛への対処
【Day70】生活改善について知ろう!~Q&A:頭痛への対処
本日もお越しいただき、ありがとうございます。
ヘルスケアコーチのあずさです。
☆お知らせです☆
当初予定していました、88日間の生活改善・健康応援プロジェクトの
後半のエクササイズをDay73より修正いたしました。理由としては、
週末「あすばる男女共同参画フォーラム2017」に参加し、このブログを
書き始めた原動力となったリンダ・グラットン著「LIFE SHIFT
ライフシフト~100年時代の人生戦略」を含めた「100年人生」について
考える機会をいただいたからです。
せっかくなら、既にあるプロジェクトではなく、
新しい100年人生に向けたプロジェクトにしたいと考え、
後半のエクササイズを大幅に変更することにしました。
現在作成中ですので、それまではQ&A形式にて質問にお答えしていきますが、
新しいエクササイズが出来上がり次第、差し替えていきますので
どうぞ宜しくお願いいたします。
***
本日は、従業員を対象とした企業での保健指導で相談の多い、
「頭痛」を含めた痛みへの対処についてお話していきます。
一口に頭痛といっても、症状も原因も様々です。
保健指導の時は、お話を聞いて対応策を考えていくのですが、
ここでは一般的な頭痛の原因と症状についてお伝えしていきます。
頭痛には、大きく二通りに分類されます。
①一過性の繰り返し起こる頭痛(一次性の頭痛)と、②病気が原因で起こる二次性の頭痛です。
②については、前日の飲酒が原因の二日酔いによる頭痛から、
脳腫瘍やクモ膜下出血といった重篤な病気による頭痛まであります。
普段とは違う!という痛みについては、遠慮せずに病院を受診しましょう。
保健指導の場で、通常話題になるのは主に①一次性の頭痛です。
①には、大きく3つの頭痛の種類があります。
◆緊張型頭痛、 ◆片頭痛、 ◆群発性頭痛、 です。
*
◆緊張型頭痛について
働いている方の多くのが悩んでいるのがこの緊張型頭痛です。別名、
筋緊張性頭痛とも言われます。
頭全体が締めつけられるような痛みがあり、精神的なストレスや同じ姿勢が
長時間続くなどの身体的ストレスが原因です。
出勤できなくはないけれど、パソコンの画面を見ていると頭痛が起こるので
仕事に集中できない、他人からは分からないため理解や配慮が得られない
といった相談を受けることが多いです。
どうでしょうか?当てはまっていませんか?
緊張型頭痛は、猫背の方や筋肉量の少ない方が起こりやすいのが特徴です。
キシャでなで肩、仕事の大半はパソコン作業という女性の方に多いですね。
なぜなら、頭は約3kgもあるので、細い首で支えるのは負担ですし、
デスクワークが中心では身体を動かすことも少ないので、肩こりになりやすく、
血行も悪くなるため筋肉の疲労を蓄積しやすいことが大きな原因です。
肩こりや目の疲れにも注意しながら、デスクワークの姿勢や身体を動かす習慣
も改善していきたいですね。
◆次に、片頭痛についてです。
こちらは、働く男性から相談を受けることが多いです。
(私がお伺いしている企業が男性社員の割合が多いことも関係あるでしょうが、
20代の若い男性からの相談も一定の割合でありますので、比較的若い方が
多いでしょうか)
偏頭痛の特徴としては、頭の片側や両側が脈が打つのに合わせて、
ズキンズキンと痛み、時には吐き気を伴ないような痛みを一定の周期で
繰り返します。
頻度は月に1~2回くらいの方が多いようですが、1週間に2、3回起こる
こともあり、「仕事ができない、手につかない」という程度の痛みのため、
相談をされるのでしょう。
対処法としては、頭痛のパターンを知り、前兆が起こったとき、起こりそうなときに
頭痛薬を飲むのがポイントです。市販の頭痛薬でも効果がある方もおられますが、
人によって効果がある薬名が異なりますので、自分にあった薬を常備しておく
ことが大切です。
備えあれば憂いなしですね。
よく聞く前兆としては、「閃輝暗点」と呼ばれる
・目がチカチカする
・目を閉じても光が点滅する
などの症状を5~10分程度感じる方が多いようです。
最後に、
◆群発性頭痛について
です。
これは、割合は少なく、男性に起こりやすいと言われますが、
目の後ろを通っている内頸動脈の炎症に起因しているのではないかと
言われていますが、この炎症が起きる原因については特定できていません。
「目をえぐられるような」と表現される激しい痛みが特徴で、
一度症状が出始めると、1~2カ月間、毎日のように同じ時間に
頭痛があらわれるようになるそうです。
これらの症状について実際に相談を受けたことはありませんが、
このようなヒドイ程度の痛みが毎日続く場合は、間違いなく専門医を
受診するように勧めます。
何事も早めに対応したほうが無理せず楽に生活できますし、
仕事に集中できない痛みは我慢しないで頭痛薬を服薬する、
生活パターンを整えるとともに、痛みの前兆や起こるパターンをを知り
生活の中で事前に対処していくことが仕事のパフォーマンスを
上げることにもつながります。
その他、女性の場合は月経前症候群に伴う頭痛も起こりやすいですので、
ストレッチや軽い運動で筋肉の緊張をほぐしたり、入浴やホットタオルで首周りを
温めることも有効です。
頭痛も含め、痛みは身体や心からのサインでもありますので、
痛みと無理に戦わず、事前に兆候を捉えて対処していきましょう。
本日も素晴らしい日になりますように(*^^*)
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by Azusa Kato
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