【Day68】生活改善について知ろう!~Q&A:サプリメント活用について(2)
【Day68】生活改善について知ろう!~Q&A:サプリメント活用について(2)
本日もお越しいただき、ありがとうございます。
ヘルスケアコーチのあずさです。
次回からの続きのサプリメントについてです。
4)サプリメント・アドバイス
前回にて問題点を指摘したように、健康食品は問題が起こりやすい背景と
環境があることが分かりましたね。そうは言っても、これからサプリメントや
健康食品と付き合っていく方も多いでしょう。
では、どんなサプリメントを選んだらよいでしょうか。
これと同じ質問を医療機関や保健指導ですると、
「サプリメントにはエビデンスがありませんので(基本的には)不用です。
食生活を見直し、禁煙・適度な飲酒との付き合いや運動習慣が大切です」
と返答されることが多いではないでしょうか。
はい、その通りなのですが、実際にはサプリメントが目に入りますし、
既に利用されている方が8割なのです。
では、本日はサプリメントの王道な選び方として
・不足する栄養素の知識
・表示内容と保健機能成分の紹介
・摂取のタイミング
に分けてお伝えします。
***
まず、日本人の不足している栄養所要量と充足率を見てみましょう。
統計の取り方が変更になり、充足率についてのデータが少し古いですが、
平成11年厚生労働省による国民栄養調査結果の概要を見ると、
1人1日当たりの摂取総エネルギー量はほぼ適正ですが、
カルシウム、鉄、食物繊維の摂取量は不足傾向にあることが分かります。
次に、同じく厚生労働省の平成27年 国民健康・栄養調査をみると、
野菜摂取量の平均値は293.6gであり、どの年代でも健康日本21で
定められた野菜摂取量350gに達していませんでした。
また、20歳代の最も少なく、60際代の摂取量が最も多いことも
分かります。これは、若年層になるほど単品の食事のみの摂取が多く、
副菜が摂れていないことが影響しています。
(申し訳ありませんが、こちらにて上手に厚生労働省の参照ページを
ご紹介できませんでしたので、詳細が知りたい方は各自検索をお願いします)
つまり、補いたい栄養としては、
カルシウム、鉄、食物繊維ということになりますが、ここで大切なことは
現在自分がどの程度摂取しているかといった食事評価と呼ばれる
アセスメントを行うことです。
必要なエネルギー・栄養素を年齢や活動量を参考に算出し、
目指すべき値を設定(Plan=計画)し、その計画にそって実行します(Do=行動)。
一定期間実行した後に、計画通りに実行できているかの評価を行い(Check=検証)、
検証結果に基づき、計画の改善を行います(Act=改善)。
これは、PDCAサイクルと呼ばれるものです。
仕事だけでなく、ここでも使うことができます。便利ですね。
一人だと難しいよ、手軽にやりたい方は、
農林水産省サイトにある「食生活診断」も分かりやすく、
すぐに活用できますので一度試してみて下さい。
*
ここからは、上記の栄養素に焦点をあててお話していきます。
カルシウムは、骨や歯の形成に必要な栄養素であり、
鉄は、赤血球をつくるのに必要なり要素です。
野菜には食物繊維の他に、先程のカルシウムや体調を整える
マグネシウムやなど様々なミネラルも含まれます。
ビタミンやミネラルは、消化活動が活発な食事中や食後直ぐに、
水溶性のビタミンは3~4時間が体外に排出されるため、食後数回に分けて
摂取した方がよいです。
また、カルシウムやマグネシウムはアルカリ性ですので、
食後直ぐに摂取すると胃酸を調和してしまします。そこで、朝食前や
食後2~3時間は摂取を控えた方が効率よく摂取することができます。
次に品質についてですが、ラベル表示を見てください。
例えば、カルシウムとマグネシウムと配合は2:1になっていますか?
2:1の比率が理想的な配合だと言われます。
後半は駆け足になりましたが、以上がサプリメントを摂取するときの注意点になります。
サプリメントは種類が多く個別に情報がお伝えできなかったことをお詫びします。
今飲んでいるサプリメントなどのご相談がありましたら、個別にご連絡
いただけましたら幸いです。
サプリメントを選ぶ際には、必ず表示ラベルを見て購入するようにしましょう。
本日も素晴らしい一日になりますように。
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by Azusa Kato
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