【Day54】生活習慣病を予防する~脂質異常症編(3)

【Day54】生活習慣病を予防する~脂質異常症編(3)

本日もお越しいただき、ありがとうございます。

癒し系ヘルスケアコーチのあずさです。

今回は、脂質異常症の3回目になりますので、その予防について考えていきましょう。

保健指導の際に、「エビ・かになどの甲殻類やモツやレバーなどの内臓系の肉類は控えましょう」と言われたことはないですか?

それは、このような理由からです。

(※表1を見てください↓↓)

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(表1)「五訂・日本食品標準成分表」より

こってりと美味しそうな食品、特にお正月によく食べそうな食品が並んでいますね。

その他、バター、ラードなどの動物性脂肪にも多く含まれていますので、

これらの食品は食べる回数と量に注意することが大切です。

しかし、怖がる必要もありません。

時々「全くとってはいけないのですか?」と聞かれることがあるのですが、

糖尿病予防の時にもお伝えしたように、基本的に食べてはいけないものはありません。

消費期限が大幅に過ぎたものや調理時間を間違えて真っ黒に焦げてしまったものは食べない方がよいかもしれませんが、極端に制限したり、健康に良いからと同じ食品ばかりを摂取するのではなく、バランスよく、いくつもの食品を取るようがよいですね。

それに、1日30品目と言われるのは、主食・主菜・副菜のバランスよい食事メニューの摂取だけでなく、農薬や添加物などのリスク回避にもなるのからなのです。

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次に、コレステロールについて紹介します。

コレステロールは決して悪役ではなく、細胞膜の原料になる大切な役割があるのです。

1日に必要なコレステロール量は、

・男性・・・750mg/日

・女性・・・600mg/日

(※コレステロールが高い方は、1日300mg以内を目指しましょう。

治療中の方は主治医の指示に従ってください)

また、身体に必要なコレステロールの7割は肝臓で作られています。

そして、残りの3割を食品から吸収していますので、コレステロールが多い食品を食べ続けると、小腸からの吸収が増え、血中コレステロール値が上昇してしますのです。

コレステロールの目標量を知り、コレステロールが多い食品の食べすぎに気をつけましょう。

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脂質異常症に、食べ物が大きく関与しているのは上記理由の通りなのですが、

その他にも、過食、運動不足、肥満なども関与しています。

まずは基本の食生活を改善していきましょう。

【脂質異常を防ぐ食事の基本】

1.偏らず「栄養バランスのよい食事」を心がける。

2.摂取総エネルギー量を抑えて、適正な体重を保つ。

3.動物性脂肪1に対して、植物性脂肪や魚の脂1.5~2の割合でとる。

4.ビタミンやミネラル、食物繊維もしっかりとる。

5.コレステロールを多く含む食品を控える。

6.中性脂肪が高い人は、砂糖や果物などの糖質と、お酒を減らす。

どこかで見ましたね?

そう、糖尿病やマズローの健康習慣【Day12】でも似たようなものを見ましたね。

さあそろそろ、食欲センサーも適正にON!になってきた頃ですね。

変えることは勇気がいりますが、21日間で習慣になると言われます。

今からでも遅くありません。今日があなたにとって一番若い日です。

生活習慣を出来ることから適正にしていきましょう!

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by Azusa Kato


心と身体の 健康相談室 On your side

「働くこと」と「心の身体の健康」との幸せな関係を構築するためのサポートをさせていただきます

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