【Day51】生活習慣病を予防する~糖尿病編(3)

【Day51】生活習慣病を予防する~糖尿病編(3)

本日もお越しいただき、ありがとうございます。

癒し系ヘルスコーチのあずさです。

さて、糖尿病編も本日で最終回です。

【Day49】では糖尿病に関する概要を、【Day50】では合併症について

お伝えしました。今回の【Day51】は予防についてお伝えします。

前回の話を聞くと、

糖尿病は恐ろしい病気だ!という印象を持つ方が多いです。

(怖がらせ型、マイナスイメージの未来を描かせあのようにはなりたくない!と

思わせる保健指導の代表例ですね)

しかし、私が糖尿病の予防や効果が出る治療に関わってきて思うことは、

糖尿病は決して無慈悲な病気ではないということです。

というのも、生活習慣病は、感染症のように自分の外側からやってくるものではなく、

基本的には、自分の内側から発生する病気だからです。

それがどうして自分を攻撃するのでしょう。

いや、攻撃しているように見えるのでしょうか?

なぜ、そんな疑問を持つようになったかと言うと、

糖尿病の壊疽という合併症の多くは足の先から始まることが発端でした。

そう、体の中心からではないんです!

???

ですよね。

学生の私はこれをきっかけに糖尿病について調べ始めました。

なぜ、足先からなのか?

これについて、当時私が読んだ医学書には明確な答えは書かれていませんでした。

しかし、数十冊の本と論文を読むうちに、私は一つのことを確信しました。

それは、糖尿病は命を奪おうとしているのではない!ということです。

命を奪おうとしているのであれば、心臓やもっと体の中心、体幹から壊疽が起こっても不思議はないですよね。

しかし、合併症である壊疽は足の先から始まることが多いのです。

そのことに気づいたとき、私は糖尿病という病気が本当に身近なものとして、そして自分の身体の働きは決して自分を死に至らしめるためではなく、生に向かっているのだと感じました。

他人からは見えないかもしれません。

しかし、必死に何かに向かって生きているように感じたのです。

糖尿病を通じて、生きること、生命の何かに触れたように感じた一瞬でした。

*壊疽(えそ)・・・局所に壊死(えし)した組織の表面が黒変した状態。血液の供給が低下することなどが原因で生じる。(三省堂 大辞林、物学用語辞典より)

***

糖尿病を身近に感じていただいたところで

(感じていない!?そうですか・・)

病気の予防、ヘルスケアについてお伝えしていきます。

糖尿病と言えば、私が保健指導を始めた20年前より、

食事指導と体重管理がその基本です。それは今も変わりませんし、

これからも変わらないでしょう。

糖尿病食で有名なのは「単位」という独特の測り方です。

(これを覚える家族が大変なんですよね・・・)

そして、「食品交換表」を購入して覚えてもらいます。

予防として購入して覚えていただいてもよいと思うのですが、

大変手間ですので、(経験者は語る)

今までのエクササイズを振り返って、【Day12】のブレスローの7つの健康習慣をもう一度ご紹介します。(手抜きと言わないで、その通りなので(笑)。)

①喫煙をしない

②定期的に運動する

③飲酒は適量を守るか、しない

④1日7~8時間の睡眠をとる

⑤適正体重を維持する

⑥朝食を食べる

⑦間食をしない

□ いくつ当てはまりましたか?

当てはまる数が多いほど、長寿という結果がでています。

せめてもの追記・・・

⑦間食をしない、についてですが、ここには炭酸飲料や加糖ドリンクも含まれます。

コ○コーラやオレンジジュースなどイメージしやすいものもありますが、栄養ドリンクや野菜ジュースなど砂糖が入っていることを認識していないこともあります。

ドラッグストアでたまに購入する、ユン○ル、甘いですよね。

中でも、炭酸飲料には砂糖スティックが10~15本ほど入っていることがありますので要注意です。たまには美味しいですが、常に冷蔵庫に入っているのはいかがなものでしょうか?

では、本日も素晴らしい一日になりますように!

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by Azusa Kato

心と身体の 健康相談室 On your side

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