【Day38】呼吸~マインドフルネス瞑想

【Day38】呼吸~マインドフルネス瞑想

本日もお越しいただき、ありがとうございます。

癒し系ヘルスコーチのあずさです。

前回【Day37】は、マインドフルな注意の向け方をお伝えしました。

マインドフルとは、優しく思い出すという意味でしたね。

では、本日も優しく思い出してみましょう。

では、何を思い出しましょうか?

椅子に座って、両足裏を地面につけます。

そっと目を閉じて、

・呼吸に注意を向けてください

・しばらくすると注意がそれています

・それたことに気づきましょう

・呼吸に注意を戻しましょう

そっと優しく・・・

すべてはあなたの中で起こっています。

これを繰り返します。

エネルギーとリラックスを感じると同時に、

どこか冷静なものを感じることもあるでしょう。

それでいいんです。

そのまま、呼吸に注意を向けましょう。

呼吸自体が楽になってきましたか?

微細な身体の動き、感情、心の動きを感じてみましょう。

気づいたことはありませんか?

書き留めてみるのもよいでしょう。

JOYとは英語で喜びという意味ですが、

ここでは、微細な自分の中の動きそのものを指しています。

心に楽にJOYが流れるよう、心を傾けましょう。

微細なJOYに寄り添ってみましょう。

JOYが少しずつ体中に伝わっていくのを感じませんか?

そして、あなた自身がJOYに満たされていたり、

JOYそのものであるような感覚になっていたりするかもしれません。

もし時間が許すようでしたら、

5分と言わず心地よい間続けてみてください。

最後は、そっと優しく目を開けて終了します。

***

良いことに気づく習慣を続けることで、

睡眠の質と量が上がり、楽観性が生じ、幸福度が増します。

(※参考:Emmons&McCullough.2003)

また、マインドフルネス瞑想を続けることにより、

仕事のやりがいと成果が上がり、仕事の満足度が向上したり、

ストレスが減ったりすることが確認されています。

(※参考:Holzel2009;Hulsheger et al.2012;Shiba et al.2015)

このマインドフルネス瞑想を実践すると、

私は手がポカポカしたり、呼吸が通り抜けていったり、

そして身体の周りがあたたかくなるのを感じます。

とても心地がよい感覚です。

しかし時には、悲しみやさみしい感情、そして怒りを感じることもあるかもしれません。

そんな時でも大丈夫です。

心を落ち着け、そっとその悲しみや怒りを泣いている子供を優しくあやす

母親のように抱いてあげてください。

きっと、ネガティブな感情もそれ以上に暴れることはないでしょう。

そっと、おだやかに、心を落ち着けて優しく包み込む。

寂しい、悲しい、怒りの感情もすべては自分のものであり、

すべてはJOYなのだから。

最後に、ひとつの言葉を紹介して終わります。

禅僧であり、医療文化人類学者である、ジョアン・ハリアックス氏の言葉です。

「コンパッション(深い思いやり)とは、

他人の経験に注意を向け、その人にとって最善を願い、

真に役立つことを感じ取れる能力です。」

自分と他人との双方向を大切にし、

慮る気持ちであるケアと力・希望・知恵の持つパワーを持つこと。

呼吸を意識するだけで、こんなにも世界が豊かになるもの

なのですね。

※Day36~38については、JOYオンデマンドワークショップにて

配布された資料を参考にしていますので、他への転用はお控えください。

よろしくお願い致します。

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by Azusa Kato

心と身体の 健康相談室 On your side

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