【Day37】呼吸~マインドフルな注意の向け方
【Day37】呼吸~マインドフルな注意の向け方
本日もお越しいただき、ありがとうございます。
癒し系ヘルスコーチのあずさです。
今回のシリーズは、疲労を回復するためにというそもそものテーマから
(毎度のように脱線して・・・いや)派生したものです。
疲労回復のための3つのこととして、
①疲労に気づく
②疲労を回復する
③疲労を予防する
この3つがありましたが、実はこのマインドフルに注意を向けることを
マスターすると、上記の①②③のすべてによい影響を与えてくれるのです。
そう、「すべては一呼吸から始まる」という訳で、
本日もマインドフルな呼吸の世界にお連れします。
自分との内側のコミュニケーションを5分でよいので実践してみてくださいね。
キーワードは優しく、気づく。
***
コミュニケーションには、内側と外側と呼ばれる
2つのコミュニケーションがあります。
通常、私たちがコミュニケーションを呼ぶのは、相手が存在する
外側のコミュニケーションです。
しかし、もう一つ私たち自身が私たちの中で行うコミュニケーションがあります。
例えばこんな感じです。
「昨晩寝たのが遅かったので、まだ寝ていたいなぁ」
↓
「いや、今日も仕事があるじゃないか」
↓
「いやだ、まだ寝ていたいよ」
↓
「そろそろ起きないと遅刻するよ」
↓
続く・・・
このように、朝起きるだけでも私たちは自分の中でコミュニケーションをとっています。
もちろん、朝はスッキリと起きれるよ、という方も、
朝食は何をとろう?とか、
仕事の段取りはどうしよう?など
様々な思考が私たちの中を行き交っていることが分かるでしょう。
マインドフルな注意は、対人というより
この対自分に向けたコミュニケーション(内側のコミュニケーション)
を強化することにつながります。
(ひいては、他人つまり外側のコミュニケーションも強化してくれるのですが、
その話はまた今度)
マインドフルな注意の向け方の注意点は次のとおりです。
大きな流れが2つあること。
トップダウンと呼ばれるものと、ボトムアップと呼ばれるものです。
トップダウンとは、頭から身体へ伝わるもの。上から下への流れですね。
そして、もうひとつ、
ボトムアップとは身体から頭へ伝わるもの。
こちらは、やる気やアイデアを感じるとか、湧いてくるといった
表現の方がぴったりくるかもしれません。
普段はこの2つの流れのうち、
トップダウンを使ったり、訓練したりすることが多いです。
大事なことは、
この2つの流れの感覚に気づくことです。
呼吸という身近な身体に意識を向けることで、
浮かんだことや感じることを優しく思い出す。
受け止める、触れてみる、感じることを許すといった方が
うまくいく方もおられるかもませんね。
私は、「感じることを許す」が実はしっくりきました。
最初は慣れなくても、積み重ねていくうちに自分の思考や想いを
感じるようになっていきます。
始めて1年ほど経ちますが、少しは身体の声を聞くことを許すように
なってきました。
内側のコミュニケーションを感じて→実践する
ぜひ、繰り返して良い循環を自分の中に起こしてみてください。
呼吸はゆっくりと、優しく・・・
・まずは呼吸に意識を向けて、意識を呼吸に乗っける感じで
→自然と呼吸が深くなります。
・次の呼吸でリラックス、脱力していきます
→背中や肩などのこわばり、そしてお腹側のこわばりも緩んできます
・そして、「今」あるがままを感じる
→そっと何かに気づく感じがありませんか?
気づいたことがあれば、メモをしたり、声に出したりと
言葉にしてみてください。
あなただけのオリジナルの言葉がそこにあるはずです。
あともう1回、同じシリーズで続きます。
本日も素晴らしい1日になりますように(*^^*)
✿お問い合わせはこちらまで✿
https://onyourside888.amebaownd.com
onyourside8888@gmail.com
by Azusa Kato
0コメント