【Day25】ストレスモデル
【Day25】ストレスモデルとは?
本日もお越しいただき、ありがとうございます。
癒し系健康コーチのあずさです。
前回は、①ストレスとは?ということで、
ハンス・セリエ博士の提唱したボールを使った
「ストレッサー」「ストレス」「ストレス反応」についてお話しました。
始めて絵を書いて投稿したように思います(笑)
本日は、
②ストレスモデル~これを知っておくと、対策も考えやすい
について、今回も「ストレスチェック制度」に焦点をあててお話していきます。
ストレスモデルと言えばいくつかあるのですが、
職場で実施されている、ストレスチェック制度に最も関係すると言えば・・・
「NIOSHの職業性ストレスモデル」です。
NIOSHとは、アメリカ国立労働安全衛生研究所を指しており、
英語バージョンの原本はフリーでダウンロードできます
(残念ですが日本語はありません)。
これによると、ストレス要因によるストレス反応が続くと、
病気などの健康障害を引き起こします。
また、ストレス反応の程度は、家庭や恋愛などの仕事以外の要因、
年齢・性別・自己評価などの個人要因、そして、緩衝要因が影響しています。
この緩衝要因として重要なのが、上司や同僚の支援といった
項目になります。
また、図のストレス反応は、急性ストレス反応と呼ばれるもので、
心理面、生理面や行動面にあらわれます。
具体的に言うと、次のような症状です。
•ひどく疲れた
•へとへとだ
•だるい
•気がはりつめている
•不安だ
•落ち着かない
•ゆううつだ
•何をするのも面倒だ
•気分が晴れない
あくまでも、急性の反応ですので考えるときは時間を区切って、
ここ1ヶ月くらいで考えてみてください。
この、「NIOSHの職業性ストレスモデル」でを見ると思うことがあります。
それは過去の苦い経験を思い出してのことなのですが、
もし、原因がわかっていて、病気を防ぐことができたら・・・
もし、緩衝要因を活かして、周りの大切な人を助けることができたら・・・
そう、助けることができたかもしれないのに、実際にはそうできなかった。
違和感には気づいていたのに・・・
その小さな小さな違和感は、その人からのSOSだったかもしれないのに・・・
悔やむ前に、防げるものは事前に防ぐ!
それが私が仕事をするときの、いや人生そのままのモットーになっています。
□ 防ぐことができる病気や健康障害だとしたら、予防しませんか?
次回からは、③ストレスチェック制度についてシリーズでお伝えする予定です。
ここは、興味のある方はもちろんですが、
職場の担当者の方や行う立場である事業主の方に見ていただけたら嬉しいです。
最後に、「こころの耳」をご紹介して終わります。
「こころの耳」は、短時間でe-ラーニングができ、個別の相談も可能な、
厚生労働省による働く人のメンタルヘルス・ポータルサイトです。
分かりやすく、丁寧なので社内研修や健康講話の時に
使いやすくお勧めです。(http://kokoro.mhlw.go.jp/)
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by Azusa Kato
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