【Day24】働きやすい職場とは?
【Day24】働きやすい職場とは?
本日もお越しいただき、ありがとうございます。
癒し系健康コーチのあずさです。
前回から、仕事と健康についてのシリーズに入りました。
なんと働く人の約6割の方が「強いストレス」を感じているという、
厚生労働省の調査に驚かれた方もおられれば、
その通りだよ!と頷かれた方もおられたのではいでしょうか?
1日の約1/3を占めると言われる仕事に関する時間が、ストレスフルではなく、
もっと楽しく、自分を活かすことのできる職場であったなら・・・
もっと風通しがよく、コミュニケーションがとれる職場であったなら・・・
さて、職場にて健康講話を実施する際に、尋ねる質問があります。
□ 職場の不満なところは何ですか?
そうすると・・・出るわ出るわ・・・
上司の話、部下の話、○○さんだけが特別待遇だ、などの人に関すること
続けて、賃金、人事考課、仕事量やサービス残業、などの評価・賃金に関すること
その他には課をまたいでの仕事分担に関する話題など
数え切れないほどリストアップされます。
余談ですが、
守秘義務などの会議のルールがあると、
本当にたくさんの意見や想いを聞くことができます。
ここでたくさんの意見や想いがでない職場は、
もしかしたら、言いにくい、発言しにくい風土が
あるのかもしれませんので要注意です。
しかし、次に質問を変えてみると・・・
驚く程、答えの回答が絞られるのです。
□ 働きやすい職場はどんな職場ですか?
風通しが良い職場。
定時で帰れる職場。
そして、最後に決まって行き着くのが・・・
コミュニケーションがとれている職場。
という答えに行き着くのです。
実際にストレスチェックを実施するようになって、
職場によっては職場の環境改善に取り組む事業所も増えたかと思います。
オーソドックスなやり方としては、
・ 衛生委員会で解決策を話し合い、実行する
・ 課・部署単位で何に取り組むか?を決め、実行する
アクション・チェックシートや職場巡視なども解決策のヒントになります。
やはり、ルールや手順があったほうが取り組みやすいですね。
そして、何らかのアクションを起こした部署は、
次回のストレスチェックの際に点数が(ほぼ)改善しています。
個人でストレスを軽減する方法は、リラックスする方法や睡眠などの休息の確保、
それから美味しいものを食べたり、趣味の時間を増やすなどいろいろあるかと思いますが、
本日は私が衛生委員会などで説明をする際に、お話する3つの視点をご紹介します。
次の3点です。
①ストレスとは?
②ストレスモデル~これを知っておくと、対策も考えやすい
③ストレスチェック制度
では、
①ストレスとは?ですが、
そう聞くと、心理学に詳しい方はいくつかのモデルを思いつかれるでしょう。
有名なところでは、
カナダのハンス・セリエ博士によるゴムボール
(風船の方が分かりやすいかな?)のイメージでしょうか?
(※絵を描いてみました↓↓)
「ストレス」という言葉は、もともとは工学・物理学で使われていた用語で、
物体に力が加わった時に生じる「ひずみ」のことを意味しています。
ボールに力が加わると、ボールはへこみます。
このゆがみのことを「ストレス」と呼び、この凹みをつくっている原因を
「ストレッサー」と呼びます。
また、ボールは押されると凹みますが、元に戻ろうとする力が働きます。
この力をハンス・セリエ博士は「ストレス反応」と呼びました。
このように表されることが多いです。
※参考:文部科学省HP
(http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/clarinet/002/003/010/003.htm)
その他、心・行動・身体のストレス反応などさらに詳しくご覧になりたい方は
心のケアに詳しく載っていますので、ご参照ください。
本日は、長くなりましたのでここまでとし、次回続けて②、③について
お話していく予定です。
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by Azusa Kato
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