【Day23】すべての働く人の安全と健康のために
【Day23】すべての働く人の安全と健康のために
本日もお越しただき、ありがとうございます。
癒し系健康コーチのあずさです。
今回のDay23より、働く人に焦点を当てていきたいと思います。
読んでいただいている方は、会社勤めの方、自営業の方、主婦の方や出産・育児休暇中の方もおられるかと思います。
正社員の方も、パート・アルバイト勤務の方、個人事業主の方もおられるかもしれませんね。それこそ、100年人生になると、もう一度学ばれている方や起業家として準備中の方など今まではスタンダードではなかった立場の方もそれからは増えていくのでしょう。
では、衝撃的なニュースからはいっていきます。
「仕事で強いストレス」が6割 厚労省調査、人手不足影響か
日経新聞2017年9月上旬のニュースです。
ご存知でしたでしたか?
厚生労働省は、健康診断の有所見率などの情報とともに、仕事で強いストレスを抱えている労働者の割合を発表しています。
直近の2016年労働安全衛生調査によると、59.5%と6割近の方が「仕事で強いストレス」を感じているのです。また、2015年の前回調査と比べると、3.8ポイントの増加となりましたが、ここ数年は6割くらいで大きな変化はありません。
一方、メンタルヘルス対策に取り組む事業所の割合は56.6%と同3.1ポイント低下し、今後も厚労省は「中小企業を中心に支援を充実させていきたい」としています。
さらに、労働者に強いストレスの原因を3つ以内で答えてもらったところ、
「仕事の質・量」が53.8%と最多、「仕事の失敗、責任の発生など」が38.5%と続きました。
人手不足の影響で、一人あたりの仕事量が増えていることが原因と分析されているようです。
これを見て、聞いてどう思われますか?
「その通りだよ。仕事量が増えている」
と言われる方もおられますし、
「早く帰るようにと残業禁止令が出ているので、給料が減って困っている」
という方も身近なところではおられます。
働き方改革の過渡期と言われ、仕事時間は減らされる一方で、仕事量はそのまま。
もしくは、人手不足で一人で何人分もの仕事までしており、ストレス軽減までいけていない。
そもそも、プレミアムフライデーはとれないし、ストレス軽減・緩和になるのか
といった疑問の声を聞くこともあります。
特に、労働者50人以上の事業所ではメンタルヘルス対策に取り組む事業所が、8割を超えていますが、労働者が30~49人は62.5%、10~29人は48.3%と小規模事業所でメンタルヘルス対策への実施率が低く、日本の大半を占める中小企業では対策が後手に回っているのも確かです。
あなたの働く事業所では、健康診断とストレスチェックは実施されていますか?
毎年受けておられますか?
今後、厚労省は小規模事業所に、ストレスチェックの実施を促すなど、労働者の心のケアに取り組むことを求めていくようです。
働く時間は1日の1/3に及びます。もっと長く働いているかも実際は多いかもしれません。
働く時間がもっといきいきと、働く環境がもっと快適になるためにどうしたらよいか?
産業保健師としてそんなことを考えています。
もちろん、「いってきます!」と言って家を出てから、「ただいま」と帰り着くまで、無事にその日一日の仕事を終えることをいつも願っています。
□ すべての働く人の安全と健康のために、できることはなんだろう?
本日は半分以上が産業保健師の紹介で終わってしまいました。
この質問は、まさに自分への問いかけですね(笑)
次回からのシリーズも引き続き「働くと健康」についてお届けしていきたいと考えています。
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by Azusa Kato
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