【Day5】食欲センサーをONにするには
【Day5】食欲センサーをONにするには
本日もおいで頂いて嬉しいです!
癒し系コーチのあずさです。
さて、「食習慣を振り返る5日間」のエクササイズの3日目になりますが、前回の「セルフモニタリング力~何回噛んでいますか?」は数えてみましたか?
もしまだの方がおられたら、次に口に入れた時に数えてみてくださいね。
そして、本日は「食欲センサー」についての話です。
「食欲センサー」を聞かれたことはありますか?
「いつもONだよ~」というあなた。
それは、「いつも食欲を感じて食べ過ぎている」ということでしょうか?
ここで言う食欲センサーはそうではないんです。
本来人間が持っている機能の一つのことです。
食欲センサーが“正しく”ONになっている方は、比較的スリムというか、筋肉がほどよくついており、肌にハリや艶があり、しなやかな体型なのが特徴です。
つまり、ムダに食べていない。その時身体が必要としているものを適量に摂っているのです。
これが、食欲センサーがONになっている状態です。
さて、もう一度質問しますね。
□ 食欲センサーはONになっていますか?
最適にONではないけれどONにしたい方、どうしたらONにできるかについての知識を得たい方は続けてお読みください。長いです。
では、二つの視点からもう少し詳しく書いていきます。一つ目が「何をどう食べたらよいか?」の知識、そして二つ目が「センサーをONにする行動」についてです。
一つ目の「何をどう食べたらよいか?」ですが、これが食べるものを選択するときの基準になります。マラソンを走るときはおにぎりを食べたほうが力になるのか、パンの方が良いのか迷いませんか?これ、答えを知っていたら迷わないですよね。
そういう意味で、知識は選択の基準になるのです。
ただ、注意する点は知識も変わるということです。代表的な例で言うと、運動中は水分をとらないことでしょうか。
30年ほど前、「部活中は水分取らない」が基本でしたよね。今では考えられません。それどことか水筒を忘れたら部活に参加できない!なんてこともあるくらいです。
知識は時代で変わります。データやエビデンスに基づいた知識を得るようにしましょう。
前置きが長くなりましたので、この辺から本題です。
「何をどう食べたらよいか?」答えは単純です。
「1日3食、一つの食品に偏らずに、腹八分目(最近では七分ともいわれます)を意識してまんべんなく食べましょう。」
はい、どこかで聞いた答えです。
一つの食品に偏ると、当然栄養バランスが偏ります。それだけではなく、食品に含まれる添加物なども偏って摂取されてしまします。そのリスクを避けるためにも、いろいろなものを摂る、つまり一汁三菜の彩り良い食事メニューを心がけるのが基本となります。
しかし、知りたいのは・・・
それで?その次ですよね。
そうです、それでの次にあるのは・・・
血糖値をコントロールすることです。
アメリカの大きな企業では、「血糖値をコントロールすることが大人の身だしなみ」とも言われるそうです。アメリカでは体重コントロールが出来ていることが、会社内で出世をする条件にもなるので、健康と経営については日本の企業より先をいっています。
血糖値は、血液中に含まれるブドウ糖の量です。健康診断でみると「空腹時血糖」と書かれている糖尿病に関する項目です。基準値は110mg/dl未満ですが、健診の種類、そして何故か健診・検査機関によって基準値が変わるのが特徴です。
健康診断の時に「空腹で来てください」と言われるのは、食事をすること通常血糖値は上がるからです。ちなみに、空腹とは前の食事から10時間空いていることを指します。決して、あなたの感じる空腹の時ではありません。(知ってるよっ。ツッコミありがとうございます、よかったです)
長くなったけれどキリがよいところまでいきますね。
食べれば血糖値が上がるということは、「いつ食べるか?」と「何を食べるか?」この二つが大きく影響します。
まず、「いつ」ですが・・・
空腹の時に食べるほど、血糖値は跳ね上がります。ですので、朝食を抜いた状態で昼食を食べると12時間以上前の食事より経過しているので、血糖値が急カーブで上がるのです。これが、1日3食食べましょうの大きな理由です。
規則的に食べることが、血糖値の急上昇を防いでくれるのです。
そして、この急上昇した血糖値というのは急降下するのが特徴です。遊園地のジェットコースターと似ていますね。上がれば、下がるんです。
そして、この急降下した時に感じるのが、だるさやイライラ感です。人によっては眠くなったり集中力が途切れやすくなったりします。ジェットコースターに乗りながら仕事をしているよりも、自分でコントロールできるゴーカート(たまに乗るのゴーカートもスリルありますが笑)の方が安全に感じませんか?
そう、血糖値のコントロールで大事なことは、安定させることなのです。
さすがに長くなりましたので、血糖値を安定させる方法については次回にします。
今日一日が素晴らしい日になりますように!
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