【Day40】自分を知り、そして活かす・見つける・行動する

【Day40】自分を知り、そして活かす・見つける・行動する

本日もお越しいただき、ありがとうございます。

癒し系ヘルスコーチのあずさです。

前回までは、呼吸、瞑想についての話でしたが、

瞑想をすると自然と“己”という存在と向き合うようになると思います。

そこで、その己に向かう時にヒントになればと思い

今回からはコーチングの視点を取り入れたシリーズにしていきたいと考えています。

そこで、本日のタイトルですが、

「自分を知り、そして活かす・見つける・行動する」

これは、私が通っていたコーチング・スクールのキャッチフレーズです。

(現在は変わっています)

本日ははじめに、私とコーチングとの出会いを話させてください。

コーチングが日本に導入されたのは2000年と言いますが、

私がコーチングに初めて触れたのは、今から10年ほど前になります。

それは、県が開催する保健師のためのセミナーのひとつで、

当時勤めていた職場の研修会という形で参加しました。

その後、ご縁があり、定期的に開催している産業保健師の勉強会の

セミナーの一つとして再びコーチングに出会いました。

そこで、講師であるプロコーチが口にしたたった一つの質問が

私をコーチングへと導いたのです。

それは、こんな質問でした。

「何の制限もないとしたら、あなたはどんな最高の一日を過ごしますか?」

これは、無制限質問、As if 質問と呼ばれる種類の質問で、

この質問はイメージをあっと言う間に広げ、発想を自由にしてくれます。

反対を言えば、普段私たちは自分がつくった制限(フレームや枠と言うこともあります)の中で生きているということでもあるのですが。

その質問を講師の方がした瞬間、

私の目の前には光にあふれた朝の光景が映し出されました。

ベッドの左側にある大きな窓からは、朝の光が眩しいほどに入ってきます。

窓にかけられた乳白色の半透明なカーテンは、やさしく風に揺れています。

外からは、鳥の小さな鳴き声が聞こえてきそうです。

そんな、景色が目を閉じているのに、講師の言葉にあわせて、

次から次へとまるで夢を見ているように展開されていくのです。

そんな体験を、その後セッションと呼ばれる、コーチとクライアントの

One on Oneの話の中で何度も体験しました。

そこで私が知ったことは、

未来を描くことの大切さと答えは自分の中にある、ということです。

そう、私たちは知らないだけ。

未来の描き方や答えが自分の中にあるということをご存知の方はどのくらいおられるでしょうか?

また、なぜ、未来が描きにくいのか?

どうして、答えを自分以外の外に求めてしまうのか?

ご存知の方はどのくらいおられるでしょうか?

私たちは、学校の教育でも家庭でもお金の増やし方や守り方を

教えてもらったことがないように、(少数の方は教えてもらっているかもしれませんね)

夢の描き方も自分とのコミュニケーションの取り方も、感情の扱い方も知りません。

では、知らないことは知らないままにしておきますか?

それとも学びますか?

そう、

「知らないことは学べばいい!」

大正生まれの祖母はよくそう言っていました。

自分は尋常小学校しか出ていないけれど、英語を話せるんだと。

それは、戦後祖母の住む近くに駐留軍の基地があったことと

関係しているようなのですが、私が幼い頃、祖母はテレビを見ながら

出てくる英語のフレーズをさも外国人が口にするようなイントネーションで

繰り返していたことを覚えています。

つまり、知らないことは学べばいいんです。

今からでも遅くないんです。

心理学者のアルフレッド・アドラーは、

「性格は死の一日前まで変えられる」

と言っています。

自分を振り返ってみても、知らないことばかりです。

社会の成り立ちの知らなければ、自分の立ち位置も正確には分かっていない、

ましてや、明日自分の身に何が起こるのかも知りません。

本当に、自分のことは知らないことだらけです。

人間の意識には顕在意識と潜在意識があることは有名ですが、

通常使っているのはわずか5%足らずの顕在意識であり、

残りの95%を占める潜在意識は、大きなに影響を与えている

にも関わらずその存在に通常は気づかないでいるのです。

***

「コーチングは、クライアントの想いをカタチにするプロセスである」

私はこの言葉が一番しっくりきています。

その他、

「ある一定の会話のサイクルに則って、コーチとクライアントが

会話を交わしながら目標・目的に向かって行動を起こすことを支援すること」

とか、

「マラソンの伴奏者」「サポートする人」「鏡になる人」

とった言われ方をすることもありますが、

コーチとクライアントは、

コーチングサイクルと呼ぼれる会話の構造を用いて、

同じ絵を見る、絵かきと依頼者の役割という考え方がピッタリくる方が

多いようです。

また、カウンセリングとどう違うの?という質問を受けることが多いのですが、

カウンセリングが感情に寄り添い、ダメージ方の回復、癒しが中心であるのに対し、

コーチングは、行動を引き出す、目標達成や行動変容が目的です。

それゆえ、コーチングは

目標管理面談や人事考課面談、モチベーションアップのようなマネージメントスキル、相談業務、クレーム対応、顧客対応、子育てなど人を相手としたところで幅広くその効果を発揮するのです。

長くなりましたので、次回はコーチングについて

さらに深めにいきたいと思います。

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by Azusa Kato

心と身体の 健康相談室 On your side

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